ライカ バルナック IIIa ブラックLeica

カテゴリ家電、AV、カメラカメラ、光学機器フィルムカメラレンジファインダーライカメーカー・ブランドライカフォロー状態傷や汚れあり（詳細）バルナックライカIIIaのブラックです。昨年オーバーホールされたというものを購入しました。使ううちに、より古いバルナックのモデルを試してみたくなったので出品します。ライカIIIaは92600台生産され、初期に800台だけブラックペイントのものが作られたそうです。この個体がその貴重な一台なのか後塗りなのかは、素人の自分では判別できません。以下の説明文と写真をご確認の上でご検討ください。

状態
写真9枚目にあるとおり、オーバーホール済みのものを購入しました。前オーナーさんからはこの写真は送ってもらいましたが整備票の原本やコピーはもらっていません。保証期間は過ぎています。シャッターは、耳で聞き取れる範囲では低速から高速まで速度がちゃんと変化しています。二重像もはっきり出ています。その他、私の実用上で不具合を感じたところは特にありません。本体とスプール（本体の中に入れて送ります）での出品です。

ブラックペイント
私がネットで調べた限りでは、IIIaのブラックペイントのシリアル番号を載せているページは見つかりませんでした。この個体の象嵌のきれいさを見ると、素人考えでは「後塗りかな？」という気もしますが、何ともわかりません（写真のシリアル番号は一部マスクしています）。前オーナーも詳細は知らないようでした。IIIaのブラックペイントは「初期に作られた」という情報だけは見つけることができました。この個体はシリアルからIIIaの生産初年、1935年に作られたものだとわかります。「初期」という条件だけはクリアしています。

IIIaはDIIIに1/1000秒の高速シャッターを加えたモデルと一般に言われています。夏の日中などに屋外で写真を撮るには1/1000のシャッターが役立つのではないでしょうか。後塗りだとしても、通常ブラックペイントの加工は5万円ぐらいはかかるはずです。バルナックのモデルによっては、工程上オーバーホールと合わせてでないと受けられないとして10万円近い値段がかかることもあるようです。ブラックのIIIaを使いたいという方には、後塗りだとしてもご注目いただける一台かと思います。

90人近く前に作られたカメラを個人間の取り引きで入手して使っていたものです。細かいところまで気にされる方、完璧を求める方には向きません。繰り返しになりますが、ブラックペイントがオリジナルか後塗りかは私にはわかりません。写真と合わせてご確認の上、ノークレーム・ノーリターンでご了解いただける方の入札をお願いします。（2022年 8月 18日 22時 13分 追加）誤記の訂正
90人近く前　→90年近く前　です。